特長
Kappa sense FLEXeシリーズリニアエンコーダは非常に幅広い動作レンジを持つ静電容量式リニアエンコーダです。Y方向とZ方向の許容公差が大きく、振動環境下での使用に適しています。さらに高温環境、粉塵、スクラッチにも強く過酷な環境でも正確な計測を実現します。
静電容量式リニアエンコーダの共通特徴
- 比較的高速で動作出来ます。FLEXeシリーズでは10m/s(±20um精度)です。
- 電磁緩衝、磁界の影響を受けません。磁石の直近に配置が可能です。
- 粉塵などの影響を受けません。ほとんどの粉塵は誘電率が低く読み取り精度に影響を与えません。
- 光学式と比較してY方向で20倍、Z方向で4倍の取り付け公差を有しているため、取り付けが容易で高い耐振動性を有しています。
FLEXeシリーズの特徴
- 横方向オフセット幅が大
- 縦方向スタンドオフ幅が大
- 振動に強い
- 粉塵、スクラッチ、過酷な環境への耐性
- 横方向オフセット幅が大
- 縦方向スタンドオフ幅が大
- 振動に強い
- 粉塵、スクラッチ、過酷な環境への耐性
仕様・性能
- エンコーダタイプ:アブソリュート/インクリメンタル
- インターフェース:BiSS-C/A quad B
- ストローク:最大1900mm
- 精度:±20μm/1メータ
- 分解能:2μm
- 動作速度:最大10m/sec
- 動作温度:-40℃~+85℃
- 消費電力:5V 0.3A
- ロール、ビッチ、ヨー:±1°
- 横方向オフセット公差:±2.5mm
- リードヘッドスタンドオフトレランス:2±1.5mm
製品ラインアップ
- スケール長さは最大1900mmまでで指定が可能です。
サポート
- 数量が一定以上の場合は、リードヘッド形状、スケール長さや形状などカスタムに対応します。
- デモ用の形状サンプルを用意しています。