Kappa sense FREEeシリーズリニアエンコーダはリードヘッドがプリント基板のみで構成されており、重さもわずか3グラムと超軽量で、リードヘッドへのケーブル接続の必要がありません。エンコーダ用の可動ケーブルが不要となり信頼性は著しく向上します。ケーブルは固定したスケール側に接続します。
それに加え、機械的な取り付け公差は比較的緩く、耐環境性も優れていることより、多くのアプリケーションに採用いただけます。

静電容量式リニアエンコーダの共通特徴

• 比較的高速で動作出来ます。FREEeシリーズでは6m/s(±5um精度)です。
• 電磁緩衝、磁界の影響を受けません。磁石の直近に配置が可能です。
• 粉塵などの影響を受けません。ほとんどの粉塵は誘電率が低く読み取り精度に影響を与えません。
• 光学式と比較してY方向で20倍、Z方向で4倍の取り付け公差を有しているため、取り付けが容易で高い耐振動性を有しています。

FREEeシリーズの特徴

• 可動リードヘッドにケーブル接続が不要
• 1つのスケール上に複数のリードヘッドを取り付け可能
• 機械的取り付け公差が大きい
• 高い環境性能