薄型、軽量、中空絶対値エンコーダ

2枚のディスクで構成される中空タイプ絶対値エンコーダです。
薄型中空形状で、フレームレスモータ(ビルトインモータ)と組み合わせて使うには最適なエンコーダです。
静電容量式のため磁気の影響を受けずモータ直近に配置可能で、光学式のエンコーダのような読み取りヘッドもないためロボット関節小型化に大きく貢献します。

  • ロータとステータの2枚のディスクで構成されます。光学式エンコーダのような読み取りヘッドはありません
  • ディスク間の容量の変化をディスク面全体で読み取りますので、出力が非常に安定しています。
  • 外径φ60mm/内径25mmと外径φ35mm/内径φ12mmを用意、厚さは10mm以下
  • 高精度0.015°を保証。
  • 取り付け公差も比較的大きく、容易に組み込みが可能
  • 校正ソフト、モニターソフトが付属

Netzer社VLXシリーズ

Netzer社VLXシリーズ

3D Viewer

ロボットや一般産業用の薄型、軽量、中空絶対値エンコーダです。
外径60mmタイプの製品がリリースされており、外径35mmタイプの製品も近々発売予定です。

VLX-60仕様

寸法 外径φ60mm、内径φ25mm、厚さ8mm、重さ28g
ディスク間のエアギャップ ディスク間のエアギャップは0.6mm±0.1mm
その他取り付け公差も大きく容易に取り付け可能
分解能 18Bit
精度 <0.015°
最大回転数 4000rpm
測定レンジ シングルターン
出力フォーマット SSiもしくはBiSS-C

VLX-35仕様(2021年Q1リリース予定)

寸法 外径φ35mm、内径φ12mm、厚さ6mm
分解能 17Bit
精度 <0.05°
最大回転数 6000rpm
測定レンジ シングルターン
出力フォーマット SSiもしくはBiSS-C

耐環境仕様のエンコーダも用意しています。

採用実績

NASA交際宇宙ステーションロボット

NASA交際宇宙ステーションロボット

NASA国際宇宙ステーション内のロボットや各種医療補助ロボットに採用されています。

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